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2015 10/26 『東京方眼図』

毎年この時季、「今日はまた暑いな」という日と「朝夕寒くなってきたな」が混在して、季節の移り変わりをひしひしと感じる。
このとても寒かった今朝もTシャツのお母さんと幼稚園児を見かけ、一方ではブルゾンにマフラー・タイツにブーツの女性を見かけ、木枯らし一号がふいた土日はライトダウンを着た人とTシャツの人を見かけ、薄着と防寒の人が同じ視界に入ってきた。
子供たちはまだ薄着で元気に砂場で遊び、大人はしっかり防寒してベンチで子供の遊びを見守っている。

池袋で古本市をやっていると知って、何かいいのがないかと寄ってみた。
たくさんのテントが並び、くまなく見ていくととても時間がかかるので、効率よくまわる。
ヴィンテージのスワップミートと同じ感覚だ。
自分は古いものも新しいものもどちらも好きなので、比較的新しい本と古い本が同居しているこのような市場は見ていてとても楽しいし、新しい発見もある。
ただ、実際に使えるかどうか、実用的かというのも大切。

と、東京方眼図 森鴎外 立案という文字が目に入り、手にとる。
なかなか良い本だというのは分るが、問題は値段だ....裏表紙をめくると、ランニング中に寄ったので小銭しか持っていなかったけど持ち帰ることが可能な値段だったので購入。
今から106年前の明治42年発行の復刻版で40年前のもので、調べてみる流通価格の約1/10の値段だったと分った。ラッキーだ。

縦が1〜9で横はA〜Jと縦横線の方眼で構成されている今の地図、その原型ともいえるのがこの「東京方眼図」だということもわかった。

引用...
いま私たちが使っている地図、縦線と横線からなる方眼で構成された地図の作成を明治期に企画したのは、森鴎外でした。
当時の日本ではまだ目新しかったこの試みは、1909年(明治42)年、森林太郎立案「東京方眼図」として発行されました。
なぜ鴎外が「東京方眼図」を立案したのかは未だわかっていません。
しかし、その作成には留学先のドイツで方眼の地図を使用した経験や、江戸の古地図を収集するほど地図が好きだったこと、毎日の散歩で街を歩いた体験が生かされています。
「東京方眼図」は、鴎外の作品の中にも登場します。
1910(明治43)年に発表された小説『青年』では、主人公・小泉純一が「東京方眼図」を使って東京を歩きます。
作品の中に駅や劇場など、当時の様子が克明に描かれています。 
鴎外が、日本各地へ出発する人々を見送りに行った新橋駅や上野駅。
家族と出かけた上野の博物館や動物園。
鴎外の翻訳劇が上演された有楽座や新富座。
鴎外が買い物を楽しんだ三越や資生堂。
鴎外が訪れ、作品に登場させた鉄道や博物館、劇場などは近代化する東京の象徴ともいえます。.....文京区立森鴎外記念館より

今から100年前だから道も部分的に変わっているところもあるが、今は消えた当時の町の名前や色々わかる。インフラ好きにはなかなか楽しい本と地図だ。
湾岸地域、ガンガン埋め立てて行ったのもこの地図にはほとんどない。スッキリした芝浦〜品川地域もなかなかいいもので、写真では見たことがあるが、東海道線は海と陸の際、いや、海の中を走っている。

東は本所・深川、西は四谷大木戸、南は品川、北は板橋・千住という「御府内」の範囲の地図で郊外は描かれていないないが、近現代の都心の様子を知るにはおもしろいガイドブックだろう。

地図が好きなのは男の本能だ。

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2015 10/16 『ヒト』

読み終えるのにずいぶんと長くかかったヒトについての本、列島創世紀とネアンデルタール人は私たちと交配した。

自分がチビの頃は、ヒトの祖先は猿から猿人(アウストラロピテクス、二足歩行の猿のようなヒト)→原人(ホモエレクトスなど、アフリカ大陸を初めて出たヒト、いわゆるジャワ原人や北京原人)→旧人(ネアンデルタール人など)→新人(現世人類)と、この順で進化したと言われていてそう教わった。
しかし、特にこの10年くらいの化石発掘ラッシュとDNAの解析でもって、近年の研究でかなり修正されているという。
ネアンデルタール人はボクら現世人類(ホモサピエンス)の直接の祖先ではなく別の種類のヒトで、一時期共に生きていたと....彼らが絶滅したのは今から2万数千年前だというから、長い時代を共に生きていたということになるのだと。

ネアンデルタール人の祖先がアフリカ大陸を出て生活をしてネアンデルタール人となり、アフリカに残った者が我々ホモサピエンスの祖先になって出現したのが10万年前、その後今から5万年前、150人ほどの我々はいよいよアフリカ大陸を出ることになる。
先にアフリカを出て20万年以上アフリカの外で生活をしていたネアンデルタール人と現世人類がユーラシア大陸 中東付近で出会い交配して、より強い遺伝子を持つことに成功した新しい今の我々はさらにアジアへと進出して、島々を渡り、一方ではベーリング海峡を渡って北アメリカから南アメリカ大陸へと拡散して繁栄していったと。
現在南米で生活をしている渡って来たヒトであるマチゲンガ族は、なんとも我々アジア人によく似ている。web

我々ホモサピエンスのDNAの数パーセントに、祖先の片割れであるネアンデルタール人が入り込んでいると。
ホモサピエンスとネアンデルタール人が交配(セックス)をして、両方のいいとこを持ったホモサピエンスが唯一生き残り、それが“今の我々”だということだ。
もちろん100%のことではないが、現時点ではそう考えられているという。

旧石器時代の日本列島にこの“今の我々”が到達したのが約4万年前だという。
彼らはゾウやオオツノジカなどの大型ほ乳類を追いかけてやってきたのだと。
それから数万年を経て、縄文時代となり弥生時代〜古墳時代....そして我々はついに文字を手に入れて、あっという間に飛鳥奈良平安時代の600年間を経て鎌倉時代、戦戦の時代を経て幕末となったのが今から150年前、武士、殿様がいなくなり近代化へと一気に舵をきった日本。

そして戦争を繰り返し、戦後から70年が経った。
焼け野原だったという東京は瞬く間にして生まれかわり、邪魔なものは次々と消え、茶色や黒いボディの機関車や電車は赤黄色緑青とカラフルになっていった。
今から30数年前、家庭用ゲーム機が登場しボクらは夢中になった。
世界を変えたパソコンが家庭に普及したのが今から20年前のこと、ネスケやAOLが懐かしい。
一日に何回イラついて避けるだろうか、もしくは軽くぶつかるかの前を見ないスマフォアディクトが闊歩....それがこの5−8年くらだろうか。

夏の朝長秋の夜長、この数年あれこれ読んでいる日本の歴史、頭を休めようと読みはじめたヒトの歴史を紐解いて行くたびに深みにはまり疲弊しているような...そんな時は2輪やファッション、タトゥーや飲食、ランニング雑誌が楽しい。
新陳代謝の低下に筋力の低下、血管も脆くなり、よろしくないタンパク質が脳みそに溜まりはじめる40代.... ヒトの歴史を知るのもいいものです。

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2015 10/16 『血行を』

徐々に寒くなってきた。
今月頭くらいまではパンイチで寝てたけど....
朝4時、まだ暗い居間のカーテンを開けると朝ぼらけ前でまだ暗い。
しーんと静まってちょいと寒い....やかんに火をかけて、甘ったるいコーヒーミルクを1杯2杯と飲んで読書をする。
相手は文藝春秋の芥川賞2作品、ネアンデルタール人と私たちは交配した、江戸の大名屋敷...そんな時間が心地よく、あっという間に6時をすぎる。
ストレッチをして、洗濯がめんどうなので、まだ薄着のロングスリーブ1枚もしくはその下にTを着て、タイツははかずにショーツ一枚で家を出る。
人通りもまばらなホテル街、風俗街を抜けて6〜7kmほど走って汗をかくが、手先は冷たいままだ....「いつ頃からランニンググローブをつけるんだっけかな?」と去年を思いだしてみるが、まったく憶えていない。
そうこうして日が経つにつれて、一昨日は3/4丈のランニングタイツとハイソックスを引っぱりだしてみたところ、久しぶりでなかなか快適にゆっくりと走れた。血行促進、疲労軽減やらはたぶんあるのだろうがよくわからないことには変わりはないと思いつつも、立ち仕事の人やよく動く仕事の方にもハイソックスはいいかもなと思う。血行がいいと何かと調子がいいだろうし....流用してみるのもいいかもしれない。

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2015 10/8 『大昔の私たちのセンパイ』

宗教上のこともあるので.....その場合はスルーでお願いします。

私たちのセンパイはオオサンショウウオのような可愛い顔して、でも実は獰猛だったのかもしれない。
スズメってちゅんちゅん可愛いけども、ひとたび大げんかすると人の目もはばかることなく、マウントポジションで足で対戦相手のボディをグラブして、くちばしで刺しまくったりひきちぎったりとフルボッコして道端をゴロンゴロン転げ回っていたりして、とても驚く。

陸から上がって、ながーい年月を経て、センパイは獰猛な風体の怪獣のようになったと言っている。で、愛情も芽生えてきたという。
それからまたながーい時を経て、猿人へと姿を進化させて二本足で歩くようになって、またながーい時を経て、今の私たちのこの姿になったという。

そんなながーい過程の初期に、ミミズのような姿だったという動物である私たちは、ある時に植物のDNAを取り込んだことによって、光をキャッチする(植物は光でもって光合成をする、認識する目の役割になるセンサーを持っている)センサーである目を持つことが出来たという。
今自分にない優れたモノを他の種からとり入れることにより、種の壁を大きく越えて、厳しい環境を生き抜くことができたと。なので、今の私たちの身体は植物の一部ともいえるのだ。動植物は我々と一緒、大切にだ。

現在のヒトも動物も相手の“目”を見て、相手が何を考えているかを察知し、コミュニケーションをとる。無用な争いを避けることもできる。
目が泳ぐ、目が挙動不審......こちらをあまり見ないで会話をする人に違和感を憶えるのはそういうことだ。まばたきが多い人に対しても不信感や違和感を憶えるのは自然と警戒しているということでもある。
この画像のセンパイも相手をよく見て、厳しい競争を勝ち抜いてきたからこそ、今の私たちがこうして生きているということだ。
....遠くと近くを交互に見て、目の筋トレもしましょうかね。

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2015 10/6 『VAZEE RUSH』

ニューバランス秋冬モデルのVAZEE RUSH。
フィットネス〜フル(サブ4、フルマラソンを4時間切って走ること)まで対応しているモデルだそうで、特につま先が従来よりも捲れ上がっているとのこと。
これは足をスムースに運べる、抜けることができるそうだ。
自分のような速くない人、町をあちこち走ったりする(急な坂道や階段もあるし)にはなんだかとても良さげな製品だ。
実際に今履いているシューズで一番走りやすいのは、このつま先がわりと上がっている製品だし。

先日、皇居で履いている人をみかけて、走りやすそうだなとしばらく眺めていた。
走りやすそうかどかは人それぞれだからよく分らなかったけど...

VAZEE FEEL THE NIGHTレポート

しばらく新しいシューズを買ってなくて、あれこれ見ている最中、コレいいなと。ちょっと派手だけど、普段履きでも大丈夫だしラクに動けると思う。
というか、モデルがいろいろありすぎでワイズサイズやカラーも考えると、よく分らなくなって結局また今度でいいかとなるし。

朝晩、ちょっと寒いくらいになってきたので走りやすいし、何よりも清々しいですね。

ふと思いだしたけど、25年前の高校生の頃にオッシュマンズでセールで買って、いつも履いていたニューバランスのモデルが分らなかったけど、574グレーだったような気がするなぁ....数年ぶりに履いてみようとして引っぱりだしたら加水分解を起こしててボロッボロに分解しちゃって、楽しい高校生活や、鎌倉や葉山に遊びに行った昔の淡い思い出とかもコラプスかのようだった。

昔のことを思いだすとその時によく履いていた靴も一緒に思いだす。
高くていい靴は持ってないけど、靴それぞれに想いでが詰まってて、やっぱり靴っていいなと思う。

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2015 10/1 『iPod shuffle』

第2世代、1−2ヶ月だろうか少し放置したらdeath。
バッテリーが終わったのだろうか、コンセントからもPCからもうんともすんとも動かない。
9年も使えてたけど、長持ちした方だろうか。
携帯を不携帯して小銭を持って、たまに聞きながらジョギングする時に便利だっただけに悔やまれる。

家やバイク車、家電....モノって少し触らないとすぐにダメになりますねぇ〜ホント。

しかし寒くなってきました。
体調も崩しやすいのでご自愛ください。