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2019 11/26 『北区滝野川 三軒家 御代の台仲通り商店街の出桁造り』

白黒の地図は1900年頃でカラーの地図は現在。
青丸と赤丸に出桁造りの建物(商家)が現存していて、御代の台仲通り商店街と呼ばれている。
青丸の建物は三軒が連なって住宅となっている。
赤丸の建物は二軒が連なり、ファサード(外観)が改築されていて、御菓子屋として営業をされている。
御代の台仲通り商店街の北西にもう一本道があるが、そちらはきつね塚通り(商店街)と呼ばれていて、旧中山道から瀧野川八幡神社へとつながる参道のような役目があったようだ。
どちらも補修を重ねて大切にされている。
長い時を経ても現役であるのは、材が良いということもありますね。

旧中山道にはまだ元気な出桁造りがいくつもある。
しかし、絶滅の危機にあることは間違いない。
自分が十代二十代だった頃は、まだもう少し多く出桁造りがあったが、徐々に集合住宅ばかりに姿を変えていく旧街道や古くからある道....永く昔の姿、趣が残ってくれたらなと思う。

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ここをクリックすると下に【過去記事2<地域史(歴史)・史跡遺跡(古墳 塚 石仏 社寺 城跡 陸軍 )・文化財・宿場・上水・旧道/古道・坂道・廃線跡・都市計画・出桁造り・ルポなど>】のリストが展開します。
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2019 11/21 『北区上十条四丁目 姥ヶ橋延命地蔵尊と根村用水』

環七と本郷通りの交差点に姥ヶ橋延命地蔵尊がある。
地図の赤丸部分。
立派で大事にされているのがよく分りますね。

ーーーーーーーーーーーー案内板から引用

この地蔵尊は、袈裟をまとい、右手に錫杖を執り、左の掌に宝珠を載せ、正面を向いて蓮華座に立つ、安山岩系の石材を丸彫りした地蔵菩薩像です。
台座には「享保九年(一七二四)甲辰天十一月吉日 石橋供養」の銘文が刻まれています。
向って左側の堂内には石造りの子育地蔵尊がまつられています。
説明板の横には、道しるべでもある小型の文字庚申塔と地蔵尊の由来碑があります。
像は、「姥ヶ橋の地蔵様」と呼ばれて親しまれています。
姥ヶ橋とは、稲付川に架かっていた橋の名称です。
稲付川は石神井川の支流であり、根村用水とも北耕地川ともいって農業用水として利用されていました。
姥ヶ橋には、誤って川に子どもを落して死なせてしまった乳母が、自ら責めを負ってこの橋から身を投げて命を落したという伝説があります。そして地蔵尊の造立は、乳母の供養のためと伝えられていますが、銘文によれば川に架かる石橋の安全供養のためによるものです。
また、「出合地蔵」とも呼ばれています。橋のたもとは、川口への交通路としても利用された十条・板橋道と中山道から分れて王子稲成へ向う王子道とが合流する交通の要所だったのです。
現在は環状七号線の建設で川は暗渠となり、姥ヶ橋も姿を消しました。しかし、延命地蔵尊には参詣者の絶えることがなく、毎年八月二十四日の縁日には多くの人々で賑わいます。

平成八年三月
東京都北区教育委員会

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かつての縁日では、露天がとても多く出店していたようだが、今では規模は縮小しているとのこと。
白黒の地図は1900年頃のもので、赤丸部分が姥ヶ橋延命地蔵尊で青い線が根村用水(中用水、北耕地川)で、現在は暗渠となっている。
暗渠跡が下から2枚目の写真で、手つかずのままとなっている。
この場所は小高い丘状になっているので、根村用水は丘を切り通して流している。
写真一番下が暗渠前の当時の写真で、明記されてはいないが、他の場所はこれほど高低差がないので、おそらく姥ヶ橋近辺の切り通し部分ではないかと思う。
下から2枚目の写真は環七の真下の写真で、奥は急な階段になっていて、高低差が結構ある。

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ここをクリックすると下に【過去記事1<河川・湧水・池・滝・堀・上水・暗渠・橋・宿場・史跡遺跡(貝塚 古墳 塚 庚申塔 道標)・文化財・古道・坂など>】のリストが展開します。
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2019 11/19 『世界をおどらせた地図』

昔の世界地図と共に、数々の偉業を残した....というか、世界征服を企てたとも言えるが、歴史的な冒険と発見をした人々と出来事が書いてある。
紀元前、のんびり過ごしていた先住民族を支配したり、巨万の富を得たりと、ヒトってなんだか嫌だなと思いつつも、世界史も学べる良い本です。ちょっと難しいとこもあるけど。

海を支配するものは交易を支配する。
世界の交易を支配するものは世界の富を支配し、ひいては世界を支配する。

今は海から空、時と不老長寿、DNAの解析と操作....高い地位名声を得ると、健康と長生きを得たくなる。この俗世で思う存分楽しいことをしたいという人が多いのも事実だし、そういう地位を得た人は、もうお金もほとんどいらなくて、人のためになることを多く納めて生きたいと思う人も多い。両極端だけど。
この世で様々な経験をして生きることが、この世に生を受けたことの命題でしょうね。
そんなことも感じつつ、また世界史を再勉強しているようで。
まだまだ読みかけだけど、なかなかおもしろい本です。

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2019 11/14 『立冬』

立冬の晩はよく歩いて、プシュっと開けて喉を潤して。
アルミニュウムに入った鍋の野菜たっぷり 天ぷらそばはずっしりと重い。水は100ccくらい多めにいれて、ほうれん草と卵をインしてコトコトと煮込む。
いやな冬がやってきたなぁと....言葉に出していれば悲しい晩飯となるので、言わない。軟らかめに煮込んで、木の鍋敷きを置いて、こぼさないように慎重にテーブルへ運ぶ。
いただきます....ごちそうさまでした...この間、何分くらいなのだろうか。
やはりアルミニュウム鍋に入ったうどんはおいしい。
いままでいったいいくつ食べただろうか。
二十代の頃は、週に2−3回食べていたような記憶がある。
というか、チビの頃、忙しい母はあまり夜食が作れずに(子供は夕方にはお腹が空くきますからね。定時では帰って来れない日もよくあったから)、週に3回は店屋物の鍋焼きうどんを食べていた。
鍋焼き的なうどんはもう40年しょっちゅう食べ続けていることになるが、飽きることは一切ない。
寂しい心に染み渡る鍋焼きうどんは私の味方。そんなア◯みたいな感情さえも持っている。寒くなってきました。風邪などひかないようご自愛ください。

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2019 11/12 『同潤会 上野下アパート』

この写真は2009年のもので、建替えられて現存はしていない。

上野駅と浅草の間にかつてあった同潤会アパート。
関東大震災の復興により建てられて、都内のあちこちに建設された集合住宅で、特筆すべきところはRC造(鉄筋コンクリート造)であること。
築80年を越す大物だったが、時代の流れに伴い、解体されて新しい集合住宅(マンション)に建替えられた。
住宅内に立ち入ることはできないので、外側しかないが、調べていくと、内部もとてもおもしろい造りになっている。

かつて、表参道にも同潤会アパートがありましたね。よく行った。
代官山にもあって、そちらにもたまに遊びに行った。すごい佇まいでこちらも記憶に残っている。デジカメが登場する前の時代だったから、写真を撮っていないのが残念。

上野下アパートは若い方も住んでいそうな雰囲気だった。
良さげなバイクがあるので。
住むには少し大変かもな...

古い物って残すことはとても大変。
安全面、維持管理の難しさもあるが、なるべく古い物が残って欲しいなと思う。

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2019 11/7 『恐竜の世界史』

恐竜は今も生きていて我々と生活をしている。
それが鳥。もう確定でしょう。
歴史はアップデートするからおもしろい。
自分がチビの頃とは歴史が様々変わってきていて、その都度驚くことも多い。
10年前は、我々ホモサピエンスにはネアンデルタール人のDNAは入っていないのが通説だったが、何年か前に、ホモサピエンスにはネアンデルタール人のDNAが1%〜4%ほど混じっていることが分った。
近年の技術や解析の発達によって、目まぐるしく過去、歴史が塗り替えられている。
この恐竜の世界史、今読んでいる最中だけど、研究者ってほんと凄いなとぁと思うと共に、文章は細かくも丁寧で分りやすい。
地域史がおもしろいと思って、歴史がどんどん好きになり、もっと遡ってエスカレートしてきている。そういうものなのだろうか。どうだろう。

さて、明日で立冬。
暦では秋は終わり冬へと突入してゆく。
しかし、今日の都内の気温は22〜24℃。
しばらくお酒も呑まないとまぁお腹も空くもので、普通でも一合くらいあるほどの海苔唐弁当に、ひと手間かけて大葉入り卵焼きと納豆とシジミの味噌汁を。
食べたら走れ。ただそれだけ。

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2019 11/5 『石神井川(音無川)ほとりの王子 料亭 扇屋)』

前の記事でも扱った料亭 扇屋は現在でも営業をされている。
商業施設のビルの一角に、お土産として卵焼き専門のお店になっている。
文化の日、文化財ウィークとも重なっているのだろうか、多くの方が注文をしていた。
石神井川はかつてはよく氾濫を起こしていて、この扇屋がある武蔵野台地の下の低地はひどい被害に遭っていたという。
そのようなことからも、扇屋はよく残ったのではないのだろうか。

【過去記事】
駒込富士神社と古墳群
北区西ヶ原 熊野坂
縄文人の一生 西ヶ原貝塚に生きた人々

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