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2021 9/13 『千川上水 板橋宿(仲宿・中宿) 割烹・待合<喜内古家>跡にある出汁の自動販売機 <遊郭 岡蔦楼と岡蔦山> 』

中山道板橋宿跡繪圖の黒丸部分に描かれている喜内古家は割烹・待合だったという。絵図をみると、この当時はまだたくさん遊郭が営業していたことがわかる。
この喜内古家跡地は駐車場になっていて、もうずっと手つかずで駐車場になっている。この辺りでは比較的大きな敷地なので、おそらく規模の大きな集合住宅が建つことになるのではないかと思う。(隣りのブロックにはタワーマンションが建っている)
変わらぬままではあるが、清涼飲料水の自動販売機が<だし職人 渾身のだし>という出汁専門の自動販売機になっていた。
それ自体は何も珍しいものではないが、この場所にはかつて千川上水のほとりに割烹料理屋(待合)の喜内古家が営業していたことがおもしろく思った。また、千川上水跡が国道17号線と交わる場所に(一番下の写真)懐石料理 かわ津があるのもおもしろいところで....何か<匂い>がして共通したものが集るということなのだろうかと思ったりもするが。

ところで、喜内古家の左5軒先に<岡蔦楼>があり、当時2番目に大きな店で抱え遊女は24人もいたという。この経営者は資力を土地に求めて、板橋区向原3丁目に大きな敷地を所有し、岡蔦山と呼ばれていたという。その後、岡蔦山は大山の瀬田氏の所有となったと。絵図の左下に<瀬田(吉)邸 なべや本家>と見られるが、この瀬田氏も瀬田一族ではないかと思う。
※板橋区大山・弥生町では大地主として瀬田氏の名は広く知られている。
岡蔦山は大きな敷地。商才があったのでしょうね。

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■北区滝野川一丁目 千川上水 王子分水(鎌倉街道・千住道と一部重複)との三叉路にある庚申塔 王子七滝 松橋弁財天(岩屋弁天)への道標
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■板橋区仲宿 文殊院 子の権現 遊女の墓
■板橋遊郭 新藤楼
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■上板橋宿と大山福地蔵尊
■町民を癒し見守る大山福地蔵尊
■豊敬稲荷神社 旧上板橋宿概要図
■上板橋宿にあるかつての“板橋”の親柱と距離の札
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■板橋区立郷土資料館 連携協定記念展 <渋沢栄一 高島秋帆> 上板橋宿 下頭橋六蔵祠の扁額<博愛> 子爵 渋沢栄一

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ここをクリックすると下に【過去記事1<河川・湧水・池・滝・堀・上水・暗渠・橋・宿場・史跡遺跡(貝塚 古墳 塚 庚申塔 道標)・文化財・古道・坂など>】のリストが展開します。
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2021 9/7 『石神井川 滝野川 稚児ヶ淵跡(ちごがふち) 』

地図の青丸部分はかつて大きく湾曲して流れていた場所で、稚児ヶ淵と呼ばれていたという。(地図上から2枚目:1944年〜1954年)
下流の滝野川橋と観音橋の間にあったが、昭和33年(1958年)の狩野川台風の襲来でこの辺りも氾濫をおこし、その後河川改修工事で直線化されて稚児ヶ淵は消滅した。現在は東京バス株式会社の本社と駐車場になっている。
この辺りの直線化工事で、蛇行していたいくつもの川跡は整備されて緑地や公園等になっているが、稚児ヶ淵跡は使い道が無かったのか、土地所有者が宅地開発の為に売却したのだろうか。

北区の歴史東京ふる里文庫22より引用ーーー
戦後一宗教法人が霊夢により水深六メートルから仏像(現存)を潜水夫をたのんで拾いあげた。この辺りを稚児ヶ淵というがその面影がない。
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この一宗教法人のことにはふれられていないが、仏像は現存とのことで、今はどこで祀られているのか知りたいがこれ以上の情報は得られない。
蛇行している石神井川の周りには古墳や貝塚、滝野川城跡などの史跡遺跡が集っていることや狐塚や古い塚などもあった場所であることから、霊夢により拾い上げられた仏像との関係もあるのだろうか。興味深い。

※稚児とは - コトバンク
語源は乳子だから乳児をさすが、すこし成長した児童を含めて稚児といった。特別な意味をもつのは寺院の稚児で、雑用に従う少年であった(禅宗では喝食(かっしき)という)。
初めは公家の子弟を入門させ剃髪して仏教を教育したともいうが、稚児は有髪で僧侶になる目的はなかったという。

※地図の紫丸部分は真言宗豊山派寿徳寺と谷津大観音(石神井川沿い)で、新選組局長(隊長)の菩提寺。

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■石神井川 割烹音無川<音無川温泉> 音無さくら緑地
■石神井川 音無こぶし緑地の湧水
■石神井川 音無こぶし緑地の豊富な湧水 カラッカラ乾燥の都内
■石神井川 2021年3月末 音無こぶし緑地の豊富な湧水

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ここをクリックすると下に【過去記事1<河川・湧水・池・滝・堀・上水・暗渠・橋・宿場・史跡遺跡(貝塚 古墳 塚 庚申塔 道標)・文化財・古道・坂など>】のリストが展開します。
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2021 9/4 『夏の終わり 』

一気に涼しくなって過しやすいけど、寒いくらい。。
暑さと雨、少し疲れがたまっていたようであまり動けない夏だった。
暑さには強いので、夏はとても好きだけど、夏に亡くなる親友仲間が立て続けだったので、夏はあまり好きではなくなってしまった。早いでしょ、みんな40歳とちょいでしたからね。
人は修行をしに今生うまれてくると仏教だっただろうか...そういう教えがあるというので、早く亡くなることは悲しいことではないというが。

さて、写真のは30%オフになっていた美味しくする脂を混ぜ込んだまぐろのたたきとひきわり納豆、で、作りおいていた大量のピーマンの煮物や舞茸の炒め物や出汁巻きたまごや錦糸的な卵をのせた丼。
バランスが良いような氣がします。

寒いし雨続きで、来週はまた暑くなるとのこと。
体調を崩さぬようご自愛ください。

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