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2024 3/29 『ルポ アンダーワールド池袋 <守られた私たち 〜池袋駅東口乗用車暴走事故〜> わたしのランニングコース&パークドランカーズ』

人が集う街には、魔が宿る。

悲惨な事件、事故....それに重なるようにして関わる人々。
人を求めて人が集い、お互いを支え合う。

池袋へはよく行く自分としても興味深く読めた。
この地域を深く知っている方なら、表に出せないことだらけではないだろうか。
以前よく伺っていたお客さんのお店の前で、「さっきドンパチ々」やってたから警察がたくさん来てたよ」....そんなことはたまにあったように記憶している。.....「うちの親方から一時的に預かった物なんだけど、コレさぁ、、、」とかも聞いたことがある。ソレは何だったのだろうか。
西口(北口)の駅前に長年、本部を構えている組織も数年前に移転したこともよく知られているだろう。もう何年も前に、西口中華街構想を進めていた人々と商店街組合等が話合いを続けていたが、現在はガチ中華屋が林立し、アンテナショップのようにふるさとテーマパーク化の様相を呈していて、人が人を呼んでいる。日本人経営者が撤退する現象はこれからも進み、日本人には立錐の余地もなくなるように思われる。
40年前の北口は大量の放置自転車で埋め尽くされていたが、今は外国人群衆に取って代わられている。

そう、もう9年近く前だと気づいたが、出先で家族から連絡があり、買い物がしたいとのことで池袋へ寄って欲しいと。待ち合わせ場所は、駅前明治通り沿いのZARAの前。
買い物も終えて帰宅してTVをつけたら、池袋から暴走事故のニュースが流れていた。
画面を凝視して状況を理解したとたん、横にいる家族と無言で目が合った。画面に映るそこ、先ほど待ち合わせていた場所、まさにそこに暴走車両が突っ込んでいた。
「救われた、守られたんだおれら」と、言葉が漏れた。
体がぞわっとして、赤いボタンを押した。

後日、被害者で亡くなられた方もいて、加害者は実家のすぐ近くの医院の医師だと知った。医師は持病のてんかんを隠して運転していたということも分かった。
・・・池袋ではこの他にも、違法薬物接種による暴走死傷事故が西口でも起き、東池袋でも暴走死傷事故が起きた。

 

P'パルコがある線路沿いの池袋駅前公園でも、人が入れ替われど季節や時も変わりなく、コロナ禍も関係なく酒盛りをしている。
「あ〜〜ナメコのお味噌汁飲みたいなぁ〜、好きなんだよねぇ〜」
声の方へ目を向けると、ふっくらとした中年紅一点が、きのこの山に話題を振った。
「おぉ おいしいよね」「うん」「うん」「いいね」と、きのこの山が相づちし合わせる。
「ウン、俺も好きだわめちゃくちゃ。冷凍庫にストックして早朝にずるっずるっとやってるよ、絹ごしわんさか入れてさ。ぶなしめじ兄さんや冷凍えのき先生をどっさり入れてもすっごくおいしいよ。」と、心の中でつぶやいた。

今日も変わらず、車内から眼光鋭いペアがいつもの通り道をゆっくりと巡っている。

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■池袋一丁目(旧 西巣鴨町池袋) 平和通り商店街<古道 高田・雑司谷道>沿いにある池袋の森(島田牧場跡地) ユリノキとトンボ池(湧水)/谷端川 島田牧場支流・島田屋敷支流

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■豊島区の湧き水と池 <弦巻川の水源である丸池跡の元池袋公園の思い出>
■池袋の川 水窪川 暗渠をぬけて 湧水は<美久仁小路>付近
■水窪川が削った深い谷と階段 旧大塚坂下町(大塚五丁目)
■巣鴨プリズンの遺構 水窪川<排水口> イケ・サンパークに移設・復元)

■<昭和二十年 東京地図><続・昭和二十年 東京地図 周縁のこと> ー終戦後40年前の東京 そして今から40年前の東京ー 王子スラム(王子バラック)や池袋二丁目 三業町<百軒店>(三業地)など
■複合遺跡 東池袋遺跡 旗本中西家の屋敷地と御鷹方御役屋敷
■豊島区 南池袋公園(根津山) 豊島区空襲犠牲者哀悼の碑
■豊島区立郷土資料館 新・旧鎌倉街道
■池袋御嶽神社 ふくろうの像(梟の像 親子)
■池袋二丁目(池袋二・池袋三業地<百軒店>) 御嶽神社前 谷端川 境井田支流(御嶽支流) 上流
■池袋駅 東口五叉路(グリーン大通り)<キリン堂薬局>

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